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子供の質問

アダルトチルドレンと教えてもらい、それからの日々の事など。

お酒の力は子供に理解出来ない

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2016.3.26

私はお酒を飲むのが好きです。お酒と言っても、日本酒や焼酎は苦手です。ビールを飲みます。ビールと同じく好きなのは、ブラッディーマリー(ブラッディーメアリー)というカクテル。ウォッカとトマトジュースで作ります。どこで最初に飲んだのか覚えていないのですが、タバスコをかけて飲む一風変わったカクテルです。

さて、お酒はもちろん子供は飲めませんね。
お酒は大人になってからです。

アダルトチルドレン」のWikipediaのページには、元々は"アルコール依存症の元で育った大人"という風に書かれてあります。今のアダルトチルドレンの定義は、"機能不全家庭で育った大人"と広くなっています。

私の父は毎日お酒を飲みます。私が子供であった時、私が物心ついた時から、家にはお酒を飲む父の姿がありました。

大人はなぜお酒を飲むのでしょう?
…ええ、全くお酒が飲めない大人も居ますね。

私がお酒を飲む時は、飲み会などで単純にビールの味を楽しみたい、みんなと盛り上がりたい時と、もう一つ

「お酒の力を借りたい」

そういう時です。あくまで私の場合ですが、自棄(やけ)になった時です。"やけくそ"、 "自棄(やけ)酒"なんて言葉もありますね。もうどうにでもなれ!…そんな状態で飲酒してしまう時があります。それが、お酒の恐い所でしょう。

父も同じように、ただお酒が好きで飲んでいる日と、お酒の力を借りたくて飲んでいる日があったように思います。

しかし、それは子供時代の私には理解できませんでした。

楽しくお酒を飲んでいる時は、父は明るく陽気でした。口数が増え、何もなくとも褒めてくれることがありました。お小遣いをくれることもありました。

一方で、静かに黙っている時もありました。そして突然大きな声を出して、グラスをテーブルに叩きつけ、母や兄を怒鳴ることもあります。私は娘だからでしょうか…母や兄に比べそれは少なかったように思うのですが、怒鳴る父はとても怖かったです。私が小さい頃は、父は「妖怪」に取り憑かれたのではないかと心配になりました。

この父の二つの姿…二つの顔は、その後家庭内で重要なものとなります。父以外の人間、母や兄そして私は、なるべく父に陽気なまま、楽しくお酒を飲んでもらえるよう、自分の言動に気を配るようになりました。

おそらくこれが、今の私そして、多くの「アダルトチルドレン」の特徴である"顔色をうかがう" ものの元になっているのではないかと思っています。

お酒の力を子供が理解していれば、もしかすると私はアダルトチルドレンになっていなかったかも知れません。

しかし、お酒の力を子供が理解するのは不可能です。子供はお酒を飲んでは「いけません」し、何よりお酒を飲んで何か変わる…そんな魔法のようなものはありませんから。

父がアルコール依存症だとは、私は思っていません。

父はべろんべろんに酔っぱらうことはなく、一言で言うならば「酒豪」でしょう。お酒に強く、多く、長く飲める人です。

しかし、お酒の影響を受けないことはありません。
上記に書いた通り、お酒を飲んで陽気になる時もあれば、突発的衝動的な言動をとってしまう…普段から大きな声で怒鳴ることはありました。しかし、お酒の力を借りて、それが容易に出てしまったという印象も私は持っています。

飲酒運転がなぜ危険なのか、
それは「理性」や「自制」の力が鈍るからでしょう。車を運転するには、いくら運転に慣れているからといっても、それらは必要不可欠です。

子供にはお酒の力は理解出来ません。
もちろん、「お酒を飲んでたから」そんな言い訳も通用しません。

子供の目に映るものは、子供にとってそれが自分の世界であり、真実であり、全てなのです。