オキシトシンの効果と所感
ここ数日、突然仕事を休んでしまうことが続きました。視えたり聴こえたりといった私独特の症状…
当初から、明らかに "自分の声" ではないものというのがあります。
子供時代の私でも今の私でも無くて、命令されてるような指示されてるような、操られているようで非常に不安になってしまうことが続きました。
幸い身体が動かなくなった日が心理士さんのいる曜日だったので、彼女と話が出来ました。
昨日の午後、急遽病院に駆け込むことになり…
そこで心理士さんはあることをしてくれました。
癒しホルモン=オキシトシン
についてでしたね。痛みを和らげるパワーがあるそう。そしてオキシトシンを出すには、触れる=タッチすることが効果的だそうです。
昨日心理士さんは、コレを試してくれました。
私は椅子に向かい合う形で座り、背もたれと私の間にはクッションがあります。私はクッションを抱いて、心理士さんは私の背中をさすってくれました。優しい言葉をかけながら。
個人的な効果を話すと…
オキシトシンが出たかはわかりません。苦笑
実は私は触れられるのが苦手なんです。
身体と身体が触れているとゾワっとします。これは性犯罪に遭う以前からあるもので、私の性質みたいなものですね。(触れるもの、布や壁紙なども好き嫌いがあって、ヌルっとしたものは素手で触る事が難しいので、料理の時は困ります。)
この日も最初はゾワっとしました。
最後まで肩は上がっていたと思います。
触りなれないクッションと、背中に感じる心理士さんの手に対して。
しかし、心理士さんが語りかけてくれるその「声」に安心し、クッションの感触にも次第に慣れました。
番組でもありましたが、この触れる行為というのは1人でも出来るそうです。それを知った時に
"あ、自分は普段からやってるな…"
"子供のころからやってるな…"
そう感じました。
分かりやすいものだと、寝ている時ですね。
イメージして欲しいのですが…
私はだいたい左に向いて寝ます。
左腕は曲げて、左手は顔のすぐ隣にあります。
ここからがポイントなんですけど、自分でも変な格好だなと思うんですが…
右腕をぐるっと左に回して右肘を顔と左手の間、その隙間に置いて、右手は頭の上に乗せてるんです。
朝起きると崩れてるんですが、
寝る時は上記に書いた格好をしてないと落ち着かないんですよね。特に悲しい、辛い、痛い、孤独感を感じている時なんかは。
あと最近やってみたのが、寝る前に「手を揉みほぐす」こと。この時は仰向けの状態で、手はみぞおちあたりに置いて。
私はハンドクリームの感触が苦手で基本塗らないんですが、爪に少量だけ付けて揉みます。
モミモミします。マッサージ師ではないので、適当に。すると手がポカポカしてきて、眠たくなってきます。途中で起きること無く朝を迎えたので、この時は熟睡出来ていたように感じます。
私のように人から触れられるのが苦手な方や恥ずかしいという方は、1人タッチケア、お勧めです◎
私自身コレを子供の頃からやっているのですが、特に夜ですね…家で怖い思いをしたのは夜が多かったのですが、怖い中寝るのは非常に難しかったです。
そのまま悪夢を見ることもあります。
ある意味必然的に、自分で自分の身体に触れて耐えていたのだと思います。
心理士さんと話したその日、背中のマッサージを終えた後、彼女の勧めで私は抱えていたクッションをそのままお腹に乗せた状態で話をしました。
帰り際に
「どうだった?お腹に何かあると安心する?」
「ぬいぐるみでもいいけどね。」
そう聞かれたのですが…
(…うーん、イマイチ。ぬいぐるみだと、構ってあげられない時間が可哀想だしな…。)
"あっても無くても…
あ!でも鞄はお腹に抱えてます。なんだろう…取っ手を握ってると安心する。"
そう答えました。すると
「怖いのかな?それって…すぐ逃げられる体勢だから。」
それを聞いて自分でハッとしました。
心理士さんは「怖いの "かも知れない" ってだけだよ」…断定でないことを付け加えてくれましたが、自分の中にはある発見がありました。
鞄を膝に置いて取っ手をギュっと握る…
母が同じようにしている姿を私は子供の頃から見てきました。
母がどのような心境でその行為をしていたのかはわかりませんが、おそらく母の癖です。
私の考えは…たぶん私は母の真似をすると落ち着くのだと思います。
おままごとの様な感覚でしょうか…
確かに緊張していると私は手に力が入り、ひどい時には汗びっしょりになるのですが、
鞄を膝に置いて取っ手をギュっと握るというスタイルは、母の真似のような気がします。
この日、
心理士さんとの会話で私は二つの発見をしました。
取り急ぎ…
・「怖い」という意思表示
・無難な回答
次回これらについてお話出来ればと思います。