自分の想いが、お金になった。
ついさっき、
入金の確認をしに銀行に行ったんです。
先日ご紹介した衣装代です。
………………
通帳の一番新しい行に、金額と、友人の名前…
100円のポストカードが売れたことはあったんですが、今回は四桁の収入…
それも友人から、借金をしたわけではなく、収入として…
なんだか、不思議な気持ちになりました。
嬉しさはもちろん、戸惑いのような、
それは、作り上げたものや材料費もそうだけれども、
自分が夢中になれた時間だったんです。
衣装を制作した時間というのは。
もちろん会社勤めの合間でしたから、時間や体力に制限があって、もっと手を入れたい部分はたくさんあったのですが…
"想い" が、お金になったような、そんな不思議な感覚を覚えています。
これまで、お金の管理が出来ない私は、
よく分からなかったんですよ。お金の価値が。
お金が無いと生活に困るのはそうだけれども、
ただの紙切れ、丸いコイン…
こんなものが、世の中を動かしているのかと、摩訶不思議でした。
親から何度「子供のためだったら」とこれまで資金援助をしてもらっていたにも関わらず、
その意味が全く分かりませんでした。
おそらく両親にも、「想い」があったのだと、今確信しています。
良いものが作りたいという私の想い。
友人が私に依頼をしてお金を出したいという想い。
想いは、お金になるんですね。…というより、
お金として表現されるのだと、理解できました。