ACの、寝て罪悪感、食べて罪悪感。
あっという間に、休職期間が過ぎました。
1ヶ月半、私は働いていないことになります。
どのように毎日過ごしているのか…
最初の数週間は物作りに没頭していました。
これからは何とか自分の持つ力を武器に生きていきたいと、意気込んでもいました。
寝食を忘れて。
しかしその後は
「罪悪感」
との戦いです。
休職する直前まで数ヶ月続いていた「不眠症」。
何がキッカケだったのか分かりませんが、寝付きが非常に困難になり、睡眠不足で出勤することが多くなりました。
いざ休職期間に入ると、自然と眠れるはずだと思っていたんです。しかしやりたいことに没頭する余り、寝るのをすっかり疎かにしていました。
そして遂に、寝れなくなってしまいました。
元々寝不足だった身体に、物作りでエネルギーを使い、気が付くと物作りをするエネルギーまで無くなってしまったのです。
そうなると、手っ取り早く寝ればいいのですが、眠れません。なぜ寝れないのか…
"1日何も作れなかった…"
それが最初の大きな理由だったと思います。
"自分は今日1日、一体何をしていたんだ…
何か世の中の役に立つことが出来たのか。"
…仕事が上手くいかなかった日は大抵、眠れませんでした。
おかしなことに、体調を崩して休職した私は、働かない自分は寝ては "いけない" というものに縛られていたんです。
病院からは眠剤を出してもらいました。
以前も出してもらったことのある
「グッドミン」
というお薬。不眠の症状に、最初の一手として出されることも多いそう。
しかしどれだけ早く服用しても、すぐには寝付けないんです。気が付けば夜中の3時、4時まで布団の上に座り込んでしまう日が続きました。
…お腹から、音が鳴ってるんですよね。
「働かざる者食うべからず」
この言葉が、私には子供の頃からこびり付いています。物作りに熱中している最中は、食べることも忘れる位なのですが…
一休み、というものが、おそらく身に付いていないのでしょう…。
思い返すと、休職までの数ヶ月間も、食欲不振が続いていました。休職すれば少しは食べれるだろうと思っていたのですが、反対に、何も食べれなくなってしまい、5キロ痩せました。
食に関しては、これまでの記事で書いたように食卓に対する恐怖があります。
寝ることに対しても、枕元から聞こえる父親の罵声、怒鳴り声がこびり付いています。
眠たいのに寝れない。
食べたいのに食べれない。
遅くまで寝たら罪悪感。
お腹いっぱい食べたら罪悪感。
…今朝は、ようやく身体の時計が戻ってきたのか「朝」起きました。しかしまた眠りについてしまったようで、次に起きた時は「昼」。
キッチンに向かうと、玄関の扉に大きな目ん玉が居ました。久しぶりの、"症状" です。
珈琲を飲みながら煙草を吸うと…
目が覚めました。
自分がどれだけ「無駄」なストレスを抱えているのか。なんだか怒りさえ覚えました。
扉の目ん玉を睨みつけました。
"病人は、休むことが仕事!
私はしっかり眠れた!
私は午前中睡眠という仕事をしたんだ!
何も問題はない!"
ぶつくさ、そんなことを言いましたね。
目ん玉に向かって。
私は、目が覚めたんです。ようやく…
「自分勝手」という言葉がありますね。
アダルトチルドレンの方でも、この言葉に縛られている方は多いのではないでしょうか?
しばしば人に迷惑をかける人に対して使われる言葉ですが、アダルトチルドレンは自分勝手でしょうか?
…むしろ逆でしょう。
子供らしさを体験せず、生きてきた方も多いのではないでしょうか?
親の言動や精神状態に付き合わされて、自分も何も無かった…私はそう感じるんです。
よく食べる友達が、食べれる友達が、とても羨ましかったです。
そしてどこでもすぐに寝れる子も、羨ましくてたまらなかった。。
「寝る子は育つ」
という言葉…猫の語源も「寝子」からといわれています。猫の寝顔って…可愛いですよね。
でもこれは「子」に限ったことでは無いと思うんです。
よく寝て、よく食べる。
そうすると、身体は元気になります。
先日、職場でお世話になった先輩と、そのお子さんと夕食を食べました。台湾料理の中華です。
その時の楽しい時間と満腹感が忘れられず、その後1人で何度か行きました。
2016.8.31
(中華は…量が多い!でも完食出来ましたよ〜)
胃下垂気味なので、食べるとお腹にスイカが入ったようなスタイルになってしまうのですが…
お腹いっぱい食べると、眠剤はすぐに効いてくれるよう。
早く、ぐっすりと眠ることが出来ました。
2016.8.18
このように。笑
AC…特に、縛られているものが多い方は、どんどん自分に「OK!」を出してあげましょう。
私もそうします。
…出来るかな…苦笑。
くれぐれも、それが "◯◯なければいけない" にならないように。。「OK!」で良いのです。