子供の質問

アダルトチルドレンと教えてもらい、それからの日々の事など。

やってみよう!

 

会社を退職して1年が経ちました。

早いもので、あっという間ですね。

 

私は1月に部屋を引き払って、

あの居心地の悪かった家に戻ることにしました。

 

「無職」という肩書きが付いた私に待っていたのは、統合失調症の症状悪化でした。

 

生まれて初めて "パーキソニズム" という経験もしました。手足が硬くなる、口元が勝手に動く…

薬剤性パーキソニズムでしたので、お薬を変えて良くなりましたが、大変苦い経験でしたね。

 

さて、

以前に指示待ち人間だ、とか

自分が無い、とかいう話をしましたね。

 

無職でついに統合失調症の症状がひどくなった私は、一日中何をしたらいいのか分からない状態が続きました。今でも、そんな時があります。

 

心理士さんはそんな私に、

「今まで(好きな事を好きなように)やれなかったんだから、練習する期間なの。」

 

充電期間、とも言っていました。

 

好きな事ってなんだっけ?

やりたいことってなんだっけ?

あーー、本当に私は自分自身で立てていない。

親の一言には反応できるのに。

他人の一言には対応できるのに。

 

そんな風に思いました。

 

Instagramの写真を見ていると、楽しい。

楽しいから色んなワードを検索して写真を見ては楽しんでいたのですが、そんな私の目に止まったのは「さをり織り」という織物、織り機でした。

 

当時を思い返すと、

もの凄い行動力だなと思うのですが、苦笑

即注文して織り機を買いました。

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体験もせずに購入したため、織り方なんて全く分かりませんでした。苦笑

 

それでも、並々ならぬ興味を湧いたのか、

少しずつ出来ることが増えて、

いつの間にか着れるものを作れるようになっていました。

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引きこもってばかりで、不安も大きかったのですが、最近街のマルシェ?に出掛けてみたんです。

 

小さなブースに色んな作り手さんがいました。

その中でも、プラ板で作ったピアスを売っている方がいて、どんな風に着色をするか等教えてくれたんです。

その他にも、色んな方にどうやって生計を立てているか等突っ込んだ話もしたりなんかして、苦笑。

 

で、

 

「羨ましい」

コレがスッと壊れた気がしました。

 

自分でもやってみようと思ったんです。

 

いいなぁ

やってみたいなぁ

 

…こんなことは普通の感情かも知れませんね。

しかし、AC(アダルトチルドレン)である私には、

鉄格子のようなものだったんです。

 

見えてるけど、手を伸ばしたいけど、

鉄格子の中にいるようなイメージ…

父から散々言われた一言二言から学び

〇〇してはいけないに変換されてしまった鉄格子です。

 

そして無我夢中で、

作りました。Instagramを見ては "羨ましい" と感じていた感情が、別のものに変わった気がします。

 

どんなものが出来たかと言うと…

 

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こんな感じです。照

そしてなんと、マルシェに出店するというお話が来て、もちろんOKして、今着々と準備をしています。

 

心理士さんから言われた

ある言葉を思い出すんです。

 

「あなたがお父さんの前で好きな事がやれた時が、本当の意味での "自立" なんじゃないかな。」

 

飽き性の私は、

退職してから絵のブローチを作ったり

さをり織りをしたり

編み物をしたり

今はアクセサリーを作って

合間に習字に通ってます。

 

とても充実している日々のようですが、

統合失調症の症状がひどかった時は、

カーテンレールに紐をくくりつけて死のうとした事もあります。

私を殺してくれと母に懇願したこともありました。

 

その度に救われたのは、

モラハラを克服した強い母の涙と、

心理士さんの言葉です。

 

「やってみよう!つまんなかったら止めてもいいんだから!」

 

そうなんです。

つまらないも、面白いも、自分で選べるんです。

でも選ぶためには、やってみないと分からないのです。

 

まずは、

 

やってみよう!(某携帯電話会社のCMのように、笑)