子供の質問

アダルトチルドレンと教えてもらい、それからの日々の事など。

モラハラ出来なくなった父

ブログ、お久しぶりですね。

 

なんとなくやる気が出ない日が続いて、

…家に引きこもっていたら

あれやあれやと

18キロも太ってしまいました。泣

 

統合失調症のお薬のせいでもあるんですが、

ただ今ダイエット中です。苦笑

 

久しぶりの更新ですが、

今回は最近の私の父について、お話したいと思います。

 

父は母にモラハラ出来なくなりました。

というか、父のモラハラがガラガラと崩れ落ちている…と言った方がいいでしょうか。

 

相手を抑えつけよう、自分が優位に立とうとはするのですが、…それが出来ないんです。

"出来ない「妻」" に、私の母はなりました。

 

そうなった結果、

あからさまに見えるようになったのは

父の「弱さ」です。

 

"本当は慰めて欲しい"

"本当は褒めて欲しい"

"本当は愛して欲しい"

"本当は自分は「弱い」人間なんだ"

 

"それでも、こんな俺でも、支えて欲しい"

 

そんな父の心情が、

娘の私には感じられます。

 

もちろん…

これまでの父の言動、モラハラを目の当たりにしてきた私からすると、

父は大切な母を傷付ける悪党だという意識は拭いきれません。昔のことを思うと、殺してやりたい衝動に襲われることもあります。

 

ですが…

救われたのは心理士さんの言葉です。

 

「本当にモラハラをするような人は、弱い部分を見せるのがとても怖い。だからそう簡単には変わらない。だけどお父さんなりに、変わろうとしているんじゃないかな?」

 

もしそうならば、

いえ…今の父を見ていると、可哀想な人なんだという感情が生まれます。

 

これまで強がって、完璧であることを信じ続け、

他人からの賞賛を、評価を、

求めることしか自分が保てなかったんだろうと。

 

だからといって家族に当たり散らしたりするのは勿論、とても褒められることではないですが、

娘の私は、なんとなく分かります。

 

父もアダルトチルドレン なんじゃないかと感じてから、…いえ、家族の中で一番父に気質が似ているのは私です。

 

私もこれまでそのように生きてきましたから。

 

他人の評価でしか自分を認められない…

その生きづらさは辛く、孤独です。

 

主治医は私に言いました。

「お父さんに対して、アンビバレンスな状態ですね」と。

 

アンビバレンスとは、相対する感情を同時に持つことだそう。

 

嫌いな所もあるけれど好きな部分もある。

尊敬出来ない部分もあるけれど、尊敬している部分もある。

殺したい程憎くても、愛しいと感じることもある。

 

娘だからでしょう。

 

気持ちが理解出来るから、

見ているこちらも苦しいんです。

 

だから…

最近の母には、もっと父に優しくして欲しいという部分があるのですが、

過去があります。

母には母の、モラハラを受け続けた過去が。

母がどのような言動をしようと、その自由を奪いたくはありません。

 

強く、たくましく、元気になってきている母。

その母に対しても、私はアンビバレンスな状態ではありますが、心強くも感じます。

 

ぶっちゃけ…

もう離婚してくれ、と思うこともしばしばありますが。苦笑

 

母がそうしないと決めているなら、

私はその自由を奪うつもりはありません。

 

心理士さんの言った

「お父さんはお父さんなりに前に進もうとしている。変わろうとしている。誰でも出来ることじゃない。」

 

その言葉を大切にして、

父に対しての私の感情も、

優しく穏やかなものに変わっていけたらと思っています。

 

PS

日曜日は父の日ですね。

今日は思い切って母に連れられて父へのプレゼントを買いに行きました。

半袖が苦手という父。

生地の切り替えが好きな父。

父を想って青いストライプの切り替えシャツを買いました。

 

どんなものを贈ろうか?

喜んでくれるだろうか?

着て見せてくれるだろうか?

そんなワクワクを感じながら

良き時間が過ごせました◎