感情の擬人化
「インナーチャイルドストーリー」
このカテゴリーで、私はインナーチャイルドについて書いていますが、インナーチャイルドが複数いて、それぞれ違った性格のようなものを持っている…という私の考えは、なかなか理解してもらえないとは思っています。
インナーチャイルド=内なる子供(子供時代の自分)
自分の中にある子供時代の自分の声に耳を傾けるには、インナーチャイルドが紛れもない子供時代の自分…それを理解する必要がありました。
インナーチャイルド≠自分 ?
しかし、どうにも大人の自分は、その声が自分から出されているものとは思えなかったのです。
過去を思い出すと、
愛に溢れた優しい感情が生まれたり、情熱的な花火のような感情も生まれます。
自分を否定する自己嫌悪や自己喪失…家族を憎む感情もあれば家族を大切にしたい想い…
そういった感情や想いが「今」大人の私にはあり、それはとても複雑に絡み合って、何かの拍子でその感情同士が激しくぶつかることもあります。
「葛藤」とは、一言では表せない状況なのです。
大人の自分はその争いを、少し離れた場所、あるいはその間に立ってそれぞれの想いや感情を受けている…そういったイメージでしょうか。
一つ一つの想いや感情…それらがいつ生まれ、どうして大人の私の中に強く根付いているのか、
…それを探るには、その一つ一つが生まれた背景を見つけると同時に、その一つ一つを、他の想いや感情から引き離すことが必要だったのです。
子供の意見を聞く…ようなイメージかも知れません。
Aは要らないと言う子と、Aは必要だと言う子がいて、二人は喧嘩をしていて、私はそれぞれを引き離し、それぞれと話をする必要があった。それぞれの意見を聞く必要があった。
…そんなイメージでしょうか。
そこで私がやったことは、
彼らに名前を付けて、過去の私の性格と照らし合わせてキャラクターを作る…
漫画やアニメが好きな私が出来たのは、それくらいでした。
しかし、想いや感情を擬人化=キャラクター化することで、彼らに親近感を持ったのは間違いありません。
そこで大切にしたのは、
大人のキャラクターも作ること。
そして彼女はよく笑うような、明るいキャラクターであることが、今後インナーチャイルド達と向き合うにあたり、必要なことだと感じました。